関節痛の対策
日々の生活の中で対策を行っていく
関節痛はできるだけ早い段階で対策を行っていくことが大事です。症状が悪化すると痛みが激しくなり、どうしても動かなくなってしまうからです。外出の機会も減って引きこもりがちな生活を余儀なくされてしまったり、動かないことで関節周囲の筋力が低下して、ますます症状が悪化してしまうといった問題も生じます。
そんな関節痛の対策は医療機関で行うほか、日々の生活の中で意識していくことが大事です。膝や腰などは使わずに済ませるわけにはいきませんから、負担を最小限にしつつ、適度に動かして筋力を維持し、関節の可動域を確保することが大事なのです。
日常生活で行っていける関節痛の対策
では、自分で意識して行っていくことができる関節痛の対策にはどのようなものがあるのでしょうか。まずサポーターの使用。とくに膝の関節痛において重要な意味を持ちます。サポーターの役割は大きく2つ。ひとつは関節部分を安定させること。軟骨が磨り減ると関節の動きが不安定になります。そのためサポーターで固定することで動きを安定させることができ、不用意に負担をかけることもなくスムーズに動かすことができるようになります。それから保温効果。関節周辺の血行が悪くなることで炎症が悪化し、痛みが強くなることがあるので注意しましょう。
それから体を動かすこと。冒頭にも挙げたように関節部分を支える筋力が低下すると衝撃や体重の負荷が大きくなり、ますます症状が悪化してしまいます。過剰な負荷がかからないウォーキングやスイミングなどの運動を日々の生活の中で取り入れましょう。血行不良を改善する方法としても有効です。痛みが強くこうした運動もままならない場合には、椅子に腰掛けた状態で足を上げ下げするといった簡単なエクササイズを行うのも効果的です。
あとは激しい痛みにさらされたら、まず患部を冷やすこと。またサプリメントなどで症状の緩和を目指すことなども日々の生活の中で行っていくことができる関節痛の対策です。医師と相談しつつ適切な方法を取り入れていくとよいでしょう。

2014/12/15 | 関節痛とは
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